ところで、最近和物AVの尺が長くなったと思いませんか?2時間超えなんてのも珍しく無くなって来ましたよね。
一番の理由としては長引く不況で女優さんのギャラが安くなった事なんでしょうが、販売形態にストリーミングやダウンロードが加わり尺の制約が小さくなった事、そしてそれに伴い国際競争力なんかも考慮し始めたんじゃないかと思います。90分であの値段だと海外では相手にされないですから。
さて、今回はその尺の話になります。
洋物、特に北米制作のポルノの場合は2時間3時間なんて当たり前、長いのでは5時間越える物まで有ります。しかも値段は同じです。なぜでしょう?
これはアメリカの消費者心理が極端にコストパフォーマンス重視に傾いているせいで、彼らは値段が同じなら1分でも長いものを、そして1人でも多くの女優さんが出ている方を選ぼうとする為です。非常に分かり易いですよね(笑)
女優さん1人あたりの出番は約30分ですから2時間なら4人、3時間なら6人と言う所でしょうか。この辺りが今の平均だと思います。
そんなに沢山女優さんを出すとギャラが大変じゃないかと思われるかもしれませんが、和物に比べて洋物のギャラは非常に安く、これだけ出しても十分ペイ出来るのです。
最近、日本でも金髪モノのAVが盛んに作られているのは、実はこのギャラの安さのおかげだったりします。
ありがたい話ですな(笑)
さて話を戻しますが、北米物に出演している女優さんのタイプも「BLOND~」と言う様に統一されたコンセプトで作られた物以外は、わざと色々なタイプをキャスティングしています。
要は、色んなご馳走を格安でテンコ盛りにすれば必ずどれかに喰い付くだろう、と言う実にアメリカらしい腹に溜まりそうなマーケッティングに基づいて制作されている訳です。あの国にデブが多いのは当然ですね(笑)
性欲レベルが体育会系の学生並な方はこれでも良いのでしょうが、普通は色々と困ってしまう訳です。
5時間越えの作品でも見たいのは1シーン30分のみ、なんて事は洋物には良くある事で、この辺りが「お勧めの洋物を~」なんて聞かれても答えられない理由の一つですね。
紳士の皆さんは、洋物は作品単位ではなくシーン単位で探すものだと覚えておいて下さい。
もう一つ、気を付けなければならないのが再編集物の多さです。
作品をリリースして数年経ち売れ行きが落ちてしまうと再編集物を出すのは和洋共通なんですが、洋物の場合は日本の様に再編集物である事をはっきりと書きません。あたかも新作の様なフリをして堂々と売ってきます(笑)
さらに始末が悪いのが再編集物を出すのが同じスタジオとは限らない事です。
完全に動きが無くなった旧作の版権を数社から取った別のスタジオが、タイトルとパッケージを一新してこれまた新作として堂々と販売して来ます。酷いのになるとVHS時代の低画質シーンも含まれていて、長尺で値段が安い以外は取り柄が無いのですが北米では好評で数多くリリースされてます(笑)
実は私もこれには何度もヤラれてまして、新作だと喜んで飛び付いたら既に持っているクリップだった、てな話は一度や二度ではありません。こちらも女優さんの衣装等には注意して見てるのですが、北米制作の多くは衣装が女優さんの私物である為に同じ衣装の別作品の場合も多く、ついつい飛び付いてしまいます(笑)
皆様も動画をお探しの際はご注意下さいね。
最後にもう一つ書いておきますと、「お勧めの洋物女優を~」なんて尋ねられても答えようがありません。
和物でしたらマスクを除くと黒髪とガングロとか、ロリ系と熟女系とか、貧乳と巨乳くらいしか差異はないのですが、洋物の場合は髪色瞳色肌色だけでも順列組み合わせでだけでも大変な数になります。これに人種的特長や豊乳手術やタトゥーやアンダーヘアの有無などを掛け合わせて行くと膨大な数になってしまうのです。
さらに、女優さんによって可能なプレイが極端に違ったりします。
例えば、仮に「クラブ和物」と言う店があったとして、そこで「ご指名は?」と聞かれたとします。で、「ロリ系の可愛い子」と答えたとすればそれっぽい子がやって来ると思います。
同じ様に「クラブ洋物」と言う店で同じ様に答えると、ボーイはメモを取り出しこう答えるでしょう…
「では、好みの髪色は?瞳の色は?肌の色は?…」(笑)
お勧めの洋物女優を知っているのは貴方自身で、他人にはどうする事も出来ません(笑)
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