日本の洋物掲示板などでたまに「お勧めの洋物教えて下さい」と質問される方がいらっしゃいます。
また、酷いのになると「洋ロリの本番モノはどこで見れますか?」とか釣りなのかマジなのかわからない書き込みをしてスレッドを凍りつかせる人もいらっしゃいます(笑)
釣りだとしたら詰まらないし、マジだとしたら救いようが無いのですが、この二つの質問は「分かっていなさ」では同レベルのものなのです。
日本のAVと洋物XXXビデオの違いはモザイクの有無と出演者の人種だけではありません。演出、構成、市場、国ごとの法律や宗教的倫理観等、同じポルノビデオでも大きく異なります。
世界的に見れば日本のAVが非常に特殊な作りになっているだけで、日本のポルノ界を基準に洋物を推し量ろうとすると必ず失敗します。
誤った認識からは正しい検索結果(お宝映像)は得られません(笑)
ではまず敵を知る事から始めてみましょう…
まず最初に基準となる日本のAVについて見ていきましょう。
日本のAVの特徴としては…
①出演する女優さんは基本的に1人
②全体の尺は90分から120分くらいで絡みは3回くらい
③タイトル以外では、ジャンルやプレイ内容等に特に制約は無い
④が、アナル等のプレイは少なく、絡みはバイブとノーマルセックスが大半を占める
⑤そのせいか衣装チェンジが非常に多い
⑥フェチ系を除くと作品毎、女優毎の違いは少ない
⑦その為か人気作品は新人、新作中心
⑧モザイクがある
⑨陰毛の処理をする女優さんは少ない
⑩デカチン男優と言えど、たかが知れてる(笑)
こんな感じでしょうか。
この項目を洋物に当てはめてみましょう。
①出演する女優さんは絶対的に複数。平均して5人くらい
②全体の尺は120分から360分くらいで絡みは4~6回くらい
③意外に細かい規制が多い。特に北米は州によっては非常に厳格な規制がある
④にもかかわらずプレイのバリエーションは豊富。新人が2穴姦でデビューなんて日常風景
⑤そのせいか一部の作品を除いて衣装には無頓着
⑥スタジオ毎シリーズ毎にハッキリした特徴がある。女優毎の特定プレイの可否の差が大きい
⑦その為か新作以外にも根強い人気作が多い
⑧そんな無粋な物は無い(笑)
⑨陰毛を生やしている方が珍しい。生えていても手入れは行き届いている(笑)
⑩マジで腕くらいあるのがいる。あれは絶対シャレにならない(笑)
とまあ、こんな感じになります。
世界中でコンスタントにポルノを生産している国は、アメリカやブラジル等の南北アメリカ大陸、ドイツやフランス等の西欧諸国、ロシアやウクライナ等の東欧諸国が有り、洋物とはこれらの国々で作られたポルノの総称になります。国や地域毎に細かい違いは有るのですが、基本的に全て同じフォーマットで作られています。
日本のAVの場合はどうでしょう。年間生産量だけならおそらく世界シェアの4割くらいはあると思います。ファンの人口も14億くらい、イスラム圏がポルノご法度と言うことを考えると数の上では相当なものになります。ですが、日本を除けばこれを支持しているのは中国韓国台湾くらいで、欧米では残念ながら不人気です。さらに日本のフォーマットでポルノを作っている国は他にはありません。
欧米で日本のAVが人気無いのは当然で、彼らにすれば「有るべき物が無く、要らない物が有る」と言う訳ですね。
逆に、日本で洋物のポルノが人気が無いのも全く同じ理由になります(笑)
お勧めの洋物を尋ねられても、答えられない理由がここにあります。
洋物の場合、スタジオ毎シリーズ毎に差別化されている上に、その内容はバラエティーに富んでいます。しかも数人のタイプの異なる女優が登場する為に、質問者の趣味嗜好が分からなければ全く答えようが無いのです。
両者の共通点はポルノである事くらいで、基本的に別の物なのです。
それをきちんと踏まえておけばどちらも楽しめます。
まず、その事を理解しておいて下さいね。
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