第三回目はフランスはもとより、ヨーロッパを代表するメジャースタジオのMarc Dorcelです。
Video Marc DorcelはMarc Dorcelこと本名Marcel Herskovitzによって、1979年にパリで設立されたポルノスタジオです。
当時、エロと言えば小説が主流だったフランスでは、アメリカから輸入された露骨な写真付ポルノ雑誌に皆が夢中になっていました。
これに目を付けたHerskovitzは自ら同様の雑誌の制作を始め、1980年にはヨーロッパ初となるビデオカメラ制作によるXXXポルノ作品を発表しました。これが最初のマークドーセル作品です。
フィルム制作が主だった当時は、ポルノを見るには映画館へ足を運ぶか、普及し始めたビデオ化するのを長く待つしかありませんでした。そんな中で、最新作がポルノショップですぐに手に入るマークドーセル作品は瞬く間に人気を集め、じきにフランスはもとよりヨーロッパを代表するスタジオに成長しました。
マークドーセル作品には大きな特徴が3つあります。
1つ目はビデオ制作であるにもかかわらず、あくまでフィルムライクな画面作りをする事です。ご承知の通り、フランスは映画発祥の地であり、その事は彼らにとっては大きな誇りになっています。そのプライドがそうさせるのか徹底的に映画的な画面です。
早い話が物凄く暗い(笑) もちろん、物語ではなく照明の話ですが(笑)
ですから、隅々まで光が当たるアメリカポルノばかり見ていた人は少し面食らうかもしれません。もしかして、谷崎潤一郎が生きてたら絶賛するかも知れませんが、酷い時は90分間ずっと夜だったりします(笑)
まあ、人と同じ事をするのが嫌いで、アメリカが大嫌いなのがフランス人ですから当てつけかも知れませんが、とにかく夜と影のシーンが多いです。
2つ目は潤沢な予算を使ったシネマチックな作品作りです。中世の貴族やナチの女看守にロシアの女スパイなど、時代劇歴史劇現代劇を問わず、ポルノである前に映画だったりします。
大掛かりなオープンセットは無理ですが、史跡を使ったロケとゴージャスな衣装がヨーロッパの夜の世界へ皆さんを誘います。
ガーターストッキングにコルセット、ドロワースにキャミソールにペチコート、着衣エロと光モノ下着が好きな方には極楽浄土のような世界が広がります(笑)
3つ目はアンチエイズキャンペーンのため、基本的に全部ゴム姦だったりします。まあ、運動の趣旨は理解出来るのですが、中世の貴族の娘を襲う黒人の馬丁が、きちんとコンドーム付けて腰を振るのを見ると正直泣けてきます(笑)
せめて歴史物の時ぐらい何とかして欲しかったのですが、変な方向にトンガるのがフランス人気質だけにどうしようもありません。
さて、お勧め動画なんですが、マークドーセルはストーリー物中心になりますので全てフルサイズの物を集めてみました。1本90分から120分あります。尺が長い分画質は落ちますが、そこのところは我慢して下さい。何せタダですからね(笑)
DPhttp://www.nuvid.com/video/254632/russian-institute-with-these-babes-getting-lessons-in-raw-sex消されました。3度目です(笑) もうlesson4のフル版はありません。lesson5に差し替えました。
マークドーセルの看板シリーズのRussian Instituteです。毎回、ブレザー系の制服姿の女子校生やガーターストッキングの女教師が寄宿舎や教室で絡みまくります。金髪+制服は世界のジャスティスです(笑) このシリーズ、ウチで紹介した女優さんも沢山出演しています。このlesson 5には
Ellen、
Lucy、
Natalli、
Lilianeの4人が出ています。こちらも合わせてご覧下さい。
DPhttp://www.xvideos.com/video2351460/pornochic_7_blondes_wimbe88_消されました(笑) 同じ物がないので同じシリーズの7に差し替えました。
こちらも看板シリーズのPornochicです。今回はブロンド特集です。パリ、ミラノ、キエフとヨーロッパ各地の夜の営みをスケッチ風に描いています。この無駄にロケが多いのもマークドーセルの特徴ですね。アメリカだったら安い貸しスタジオで衣装だけ変えて3本撮りとかしちゃいます(笑) この辺りが「シネマ」に対する彼らのプライドなんでしょうね。また、この作品にも
Ellen、
Julie、
Natalliの金髪3人娘が出演しています。
DPhttp://xhamster.com/movies/1439873/l_039_honneur_des_mariani_full_porn_movie.html消されました(笑) さすがにフルサイズを3本消されると泣きそうです(笑) 別サイトから同じ物に差し替えました。
こちらは"L'honneur des Mariani"「マリアーニ家の名誉」です。大地主マリアーニ家の娘クララは、夜遊びがバレて大騒動になります。家名を傷つけられ、激怒した両親はクララを無理やり結婚させようとしますが、果たしてクララの運命は…、てなストーリーですね(笑)
例のエスプリって奴なんでしょうか、所々でちょっとスノッブな笑いが入るのがフランスポルノの特徴です。
Analhttp://www.xvideos.com/video4030027/l_indescente_aux_enfersちょっと古いのですが、これは"L'Indécente aux enfers"、Google先生は「淫らなアンダーワールド」と訳しています。新婚初夜に処女を失った時に色情狂の症状が現れた若妻は、その後は男女を問わず浮気が止められません。心配した旦那は、彼女に精神科医で催眠術治療を受けさせます。彼女が語る心の奥底に眠る性のファンタジー(第二次大戦中の兵士や禁酒法時代のアメリカ等)に興奮した精神科医は、やがて…なんて話ですね(笑) ストーリーが無駄に凝ってて面白いのですが、見ている内に目的を忘れてしまいます(笑) これでは、良いのか悪いのかわかりません(笑)
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この記事へのコメント:
ふぇち
Date2014.01.18 (土) 23:16:43
ハンバート
Date2014.01.24 (金) 20:12:50
ヨーロッパのスタジオは衣装にも気を遣う所が多いですけど、アメ公がねぇ(笑)
アメリカの場合は衣装は女優さん持ちの所が多いので、みんなすぐに脱いじゃうんですよねー。
何せ、クリーニング代がかかりますからね(笑)
そんな間抜けな理由で着衣エロが少ないのかと考えると泣けて来ますね。
ふぇち
Date2014.01.25 (土) 14:32:20
通常の映画界は圧倒的にアメリカのほうが予算が多いのにporn界は違うんですねえ。
たしかにmarc dorcelは無駄にゴージャスな感じがします。つけまつげやマスカラもすごいですな。
でも米国でもハイヒールはやっぱり履いたままやりますよね、これ脱いだだけでガックリきますよ。
ガーター、パンスト、ハイヒールで立ちバックとかすごい好きです、脚が長く見えるし。